中国カラオケ接待の風景 episode4

中国でのカラオケ接待体験談④

ブッチャーこと、俺の日本のマブダチ「平澤さん」彼は優秀な商社マン。

そんな彼が、上海に取引先の社長と共にやって来た最初の日。

事件はやっぱり起きた・・・

その日は、昼に俺が教えた「中華飯店」で飯を食ったブッチャーと社長さん。

以前から俺は、ちゃんとした店でも衛生面に関しては信用出来ないのが中国だから、屋台等で売っている物は食べるなよと、口すっぱく注意をしていた。

にもかかわらず、デブという生き物は、目の前に旨そうな食べ物を見ると、食べずに入られなくなる。

それはまるで「千と千尋の神隠し」の千尋の両親が、中華飯店でむしゃむしゃと食い物を食べ散らかし、豚になってしまうのと一緒だ。

なんとブッチャーは、俺の忠告すら忘れてしまい、中華飯店から出たあと、怪しい路地で、生春巻きを食べたという。

中国で「生モノ」ほど危険な食べ物はない。

ブ「(ハァーハァー)あっ!ひら、平澤です・・・(フガァーフガァー)主任、、、腹壊しました~助けてください~(泣)」

そんな電話が掛かってきたのは、17時を過ぎた頃だった。

俺の不安は別な意味で的中した(笑)

俺「えーー!大丈夫?何食べたんですか?まさか、チャーハン&ライスが原因とは思えないけど」

ブ「(ハァーハァー)じ、実は、お店を出たあと、社長と屋台でマグロみたいなのが入った生春巻きを食べちゃったんですぅ~~(泣)」

俺「何ぃーー!俺があれだけ生モノは危険だって言ってたのに!それで今はどこに?」

ブ「(ハァーハァー)ホテルにチェックインして、トイレにこもってます。社長もピーピーで・・・困りました(フガァーフガァー)

俺「そっきから、そのハァーハァー、フガァーフガァーって言う鼻息やめてくんない(笑)受話器の向こうから、ブッチャーの口の匂いがしてくるようだよ(笑)とりあえず、ホテルのフロントに言って、胃腸薬をもらって飲んだ方がいい」

ブ「(ハァーハァ…)わ、わかりました!ありがとうございます!」

まるで子供のようだ(笑)そんな事で、わざわざ俺に聞かなくたって、普通、大人だったら胃薬飲んだりするのだが、上海に居る時のブッチャーは、すべて俺に頼ってくる。

そんなブッチャーだから、俺も彼の為なら何でもしてあげられるのかもしれない。

何だか、この先の接待が、まるで自分のように心配になってきた。

大丈夫か!?ブッチャー!中国の女は手ごわいぞ!

(つづく)

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